映画、本、NBA、金融……週休5日で働く元経済紙記者が気ままにつむぐ雑記ブログ

さよならスマホゲーム

習慣的にやっていたスマホゲームをすべてアンインストールしたら、1日のうちで使える時間が意外と長いことに気づいた。

通勤途中や仕事休憩など、「すきま時間」と思っている時間にゲームで自然回復する「体力」を無駄にしないようにとアプリを立ち上げていた習慣がパタリとなくなると、「すきま」と思っていた時間がそれなりに意味ある時間だったということに気付かされる。読みかけの本や電子書籍を読んだり、英語学習アプリを聞いたり、音楽アプリで新曲を試したり。仕事中であれば、ぼーっと過ごす時間の中で新しい企画の着想を得たり、勉強したばかりのプログラムのおさらいをしたり。改めて、ゲームに「依存しない」生活をしてみると、そうした時間の積み重ねから得るものって無碍にできないなとしみじみ思う。

 

ゲーム、楽しいんだけどね。レベルが上がったり「魅力」が上がったりするとうれしいしモチベーションが上がるから、どんどん頑張ってしまって、気づいたら暇さえあればアプリを立ち上げていて、ゲームに縛られた生活をしてしまっている。そういう束縛から離れてうまく楽しめる人なら問題ないのだろうけれど、ハマる人は注意が必要だ。私は間違いなく後者で見境がないから、ゼロか100かになってしまう。だから、アンインストールで対応するしかなかった。

だが、引継ぎIDを発行しており、完全にこれまでの積み重ねを消去したわけではない。つまみ食いくらいで楽しめる境地に達したら、またやってみるのも悪くないかななどと考えているのだが、そんな境地に達する日はやってくるのかしら。