映画、本、NBA、金融……週休5日で働く元経済紙記者が気ままにつむぐ雑記ブログ

ファイナルは、2つの熱狂的なコートでの戦いに

 今日から、いよいよNBAファイナルが始まる。カードは周知のように、ウォリアーズ対ラプターズだ。

 バックス、ラプターズに負けちゃったな。。いや、確かに選手としての成熟度はレナードのほうがアデトクンボよりずっと上だと思ってはいたが、アデトクンボにはこのシリーズ中も爆発的に成長する余地があると思ったし、何より、周囲にいいロングレンジシューターがそろっていたから、いけるかなと思ったのだが。。ラプターズのチーム力の方が上だったんだろうな。

 正直、ウォリアーズのシリーズと違って、ラプターズ対バックスのシリーズは、ライブでみる時間がなかったので、よくは把握していない。が、トロントはおそらくディフェンスも超絶よかったのだろう、きっと。

 今回、ホームコートアドバンテージを取ったのが、ラプターズの方だというのが少し心配だが、まあ、ウォリアーズの強さはそういう次元を超えたところのものだと思うので、大丈夫だろう。大丈夫であってほしい。大丈夫でありますように。

 トロントのホームコートであるスコシアバンク・アリーナは、ウォリアーズのオラクルアリーナと同じく、ファンが熱狂的なことで知られる。あの、ビンス・カーターがキャリアの初期に超絶ダンクで沸かせていた旧エアカナダ・センターだ(確か)。

 ウォリアーズのスティーブ・カーは今日の会見で、自分がTV解説者だったときに特別なコートが二つあり、それがスコシアバンクとオラクルだったと言っている。両方ともファンが熱狂的で、バスケットボールを愛しているのが伝わってきて、とても刺激的なアリーナだと、確かそんなようなことを言っていたと思う。願わくば、ウォリアーズが双方のアリーナからポジティブなエネルギーをもらい、3ピートできますように。

 まあ、レナードも好きなのだが、やはり、ウォリアーズのチームケミストリーが機能するところを見たいのだ。Strength in Numbers ! そして、それとは対象的に、カリーやトンプソンの神がかった連続3Pやクラッチシュート、グリーンの素早いトランジションからのファストブレイク、KDの1on 1が見たい、というのもある。

 KDと言えば、今回のトロント遠征に同行しているようなので、どこかのタイミングで復帰するのだろうか。